2月paletteイベント情報「誠は物の終始なり、誠ならざれば物なし」明治時代、長きに渡る鎖国を解き開国した日本に世界が目を見張ったのがその高い教養と精神性でした。寺子屋での教育により識字率は世界一でした。五千円札にも描かれたことのある、新渡戸稲造はその日本人の感性を整理し「武士道」を刊行し、なんとアメリカ大統領セオドア・ルーズベルトやジョン・F・ケネディも日本を知る上で大いに参考にしたと言われています。元は四聖とも言われた孔子による「中庸」の教えからとも言われますが、新渡戸稲造はこうも語っています。信実と誠実となくしては、礼儀は茶番であり芝居であると。茶番と芝居によって成り立っている関係性の中からは本物が生まれることはなく、本当の友・仲間と巡り合うこともないこ...19Jan2023イベント情報