7月paletteイベント情報積徳積善でなくては大事は出来ず。伊藤博文や山縣有朋、高杉晋作など明治期の日本を主導した人材を多く輩出したことで知られる松下村塾にて講師をしていた吉田松陰の言葉と言われていますが、「人としての徳を積み、よきことを積み重ねなければ、大きな仕事というものはできない」と言った意味合いです。これは決して大きな仕事だけでなく、小さな仕事であろうがなかろうが大切なことだと思います。奈良時代までは、この「徳」を「いきおい」と訓じており、国を治める天皇が使う言葉でした。この「徳」がなくなると、国が乱れるというのです。これは、天皇が国家の繁栄と国民の幸福を守るために、強い意志を持って統治する必要があると考えられていました。現代では、「徳」と「いきおい」...14Jun2025イベント情報