創業は今から400年前、1615年(慶長20年)、大坂夏の陣で豊臣方が敗北し、徳川家の実質的な天下が始まったのと時を同じくして造り酒屋『米屋』としてお店が誕生しました。その時代から、地域の人々の要望に応える姿勢をとっており、食品や日用生活品も取り揃えていました。薬もその一つであったようで、お店には『赤薬』の文字が大きく掲げられています。今でいう『ドラッグストア』を既に営んでいたのです。
白いお姉ちゃん
私が勤務しているのは、調剤薬局併設のドラッグストアです。白衣を着ていることで、お店を訪れるお子様たちは、私を「白いお姉ちゃんと」気軽に読んでくれます。それがすごく嬉しいですね。お子様の場合は薬を飲むのが苦手ですから、飲ませ方にも工夫が必要です。私のアドバイスで「白いお姉ちゃん、お薬飲めるようになってんよ!」と、得意気に話てくれること、「このお店に薬を取りに来るのを楽しみにしているんですよ」とそのお母さんが言って下さった時には、心が温かくなりました。薬局は、日用品や食品・化粧品の売り場と向い合せなので、いろいろな質問を受けます。先日は、お客様から口紅とファンデーションについて尋ねられました。一見、薬剤師の仕事とは関係ないと思われますが、新発売の化粧品には最先端の医療技術が用いられているものもあって、それをわかりやすく説明したり、皮膚疾患で使用を気にしている方の相談にものってあげられるのは、薬剤師だからできることだと思っています。何より、お客様とお話しすることで距離が縮まること、「ありがとう。また相談にのってね」と親しみを持っていただけることが、仕事のやりがいになっています。
健康セミナーを開催!
予防を積極的に行うことで、健康寿命を延ばすことを目的とした健康セミナーを開催しています。写真は前回の『ノルディックウォーク』の様子です。トレーナーの指導のもと、ポールを両手に持って歩くことで、下半身だけでなく全身の筋肉を鍛えると同時に、楽しんで歩くことでロコモティブシンドロームを防ぐよう呼びかけました。来場されたお客様には大好評で、石川県ではノルディックウォークが流行の兆しです(笑) その他、健康測定では骨密度や血圧の測定、いつまでも若々しくありたいという願いにお応えすべく肌年齢の測定も行いました。また、コメヤ薬局では糖尿病、動脈硬化の予防に繋がる簡易血液検査を8店舗で実施しており、メタボリックシンドロームへの取り組みも行っています。その他、糖尿病の方向けに食事指導の講座を開き、食生活の指導や提案も始めています。薬だけでなく、健康を生活全般でサポートできるのがドラッグストアの得意分野であり、コメヤ薬局の得意分野でもあります。また、会社では福利厚生の一つとして、従業員がスポーツジムを利用できたり、春はマラソン、夏は登山、冬はスキーと社内イベントを通して健康づくりに取り組んでいます。
お客様の悩みを解決したいという想いから生まれた商品
コメヤ薬局では、たくさんの健康に関する相談を受けます。特に多いのが肌の悩み。アトピーで悩まれるお子様も少なくありません。そんなお客様の悩みを解決できるいい商品が見つからない・・・そこで、コメヤ薬局は自ら商品を作ることにしました。それが完全無添加石けん『binca』(ビンカ)とハンドジェル・ボディローション『Quapy』(クアピー)です。『binca』はからだに悪い成分・添加物を全く使用していません。赤ちゃんや敏感肌の方へ、心から安心して使っていただける石けんです。また、特許成分である「海洋深層水ゲル」が入っており、活性酸素に対して嬉しい働きがあります。リンゴを剥いておくと酸化するように、人のからだも錆びる、つまり老化します。この活性酸素を除去してくれるのが海洋深層水ゲルで、若々しいお肌を守ってくれます。そして、『Quapy』には、バオバブエキス、ユーグレナ、レアコラーゲンや24時間持続するビタミンCなど、お肌に潤いを与えてくれる成分がたっぷり含まれています。使用感も美容液のように、スーッと肌になじんでいきます。どちらもコメヤ薬局のプライベート商品として自信を持っておすすめしています。
0コメント