6月paletteイベント情報大事なのは、今を生きること日本の認知症医療の第一人者で、多大な功績を残した「認知症界のレジェンド」とまで呼ばれた精神科医長谷川和志氏の言葉です。長谷川さんは認知症に関する国の政策がまだ無く、隔離や身体拘束が当たり前の時代に「痴呆」から「認知症」への呼称変更に関する国の検討委員を務め、「長谷川式スケール」と呼ばれる診断の基準づくりやデイケアの提唱など、認知症の研究と臨床に携わり専門医として社会に大きく貢献された方です。ご自身が八十八歳の時に自らが認知症になったことを公表し、以降は医師として「診る側」・患者として「診られる側」双方の立場から認知症の正しい理解と社会との共生を発信し続けて来られました。しかしながら私たちを取り巻くこの就活環...16May2022